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【報告】4月10,11日 地域プロジェクトマネージャー養成研修(基礎編)をリアルxオンラインのハイブリッドで開催しました!   @中之条町

更新日:2021年6月8日

*GLFP.JPに掲載されたものを一部改編して転載しております。

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2021年度より「地域プロジェクトマネージャー」制度が導入されます。 群馬県の中之条町では、人財発掘・育成を積極的におこなっており、未来の地域づくり人財のひとつとして、地域プロマネを養成していくことになりました。

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地域プロマネとは、これまでに自治体が受け入れてきた地域おこし協力隊とは別に、地域、行政、民間、外部の関係者をつなぎ、調整や橋渡しをしながら実質的にプロジェクトをマネジメントできる「ブリッジ人材」です。(総務省Pより)

単純に地域おこし協力隊OBや地域づくりの経験があるというだけではなく、プロジェクトをマネジメントする専門家としての資質が求められています。

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会場となる中之条町の中之条ガーデン。花が咲き乱れるすばらしい環境です。ここは地域の憩いの場だけでなく、地域人財の研修や関連イベントの場として、「中之条アカデミー」構想の舞台となることが期待されています。




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今回の地域プロマネ養成研修として、プロジェクトマネジメントの中でも、プロジェクトの立案から計画そしてモニタリングや評価までの広い分野をカバーでき、またPMの世界の共通言語としてのロジカルフレームワークを身に着け、地域だけでなく世界でも活躍できるPMを育成することを目指しています。

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参加者は全員で13名の方々が参加していただけました。オンラインからは6名が参加。このZoomをつかった画面は、もう見慣れた風景ですね。でも・・・・この上の真ん中のところはどこにつながっているでしょうか?

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もう一つは中之条ガーデンの研修室とつながっています。研修室では7名の参加者がリアルに参加しています。外部からの来訪者は講師もふくめて、全員コロナの抗原検査(陰性確認)を前日にしてから参加しています。マスクももちろんしています。リアルとオンラインとの融合をしています。


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地域プロマネ養成講座の基礎講座として、世界でつかわれるPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)を身に着けます。国際協力で70年以上にわたってつかわれており、概念が比較的簡単でかつ実用的であります。地域づくりのケーススタディをもとに勉強しました。

07ポストイットをつかって、参加型で研修をすすめます。テーマは、静岡県のみかん農園グループについて、観光農園にするまでの課題と解決をプロジェクトに落とし込んでいきます。


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同時並行で、オンラインでは日本全国、南は徳島から来たは秋田からまた横浜や鴻巣といったところから参加してくれました。みなさん、オンラインで自宅からつながって、同じ内容で進めています。この画面の右上の画面は、中之条のリアル会場とつながって、講師(三好)といつでも連絡がとれます。

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オンラインでの様子は、リアル会場でプロジェクターで映して、ときおり、リアル会場とオンライン会場との意見交換や交流も起こりました。


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こちらは、リアル会場のワークショップ結果です。この結果を写真にとり、MIRO(オンラインワークショップツール)に転写し、オンラインの人たちもリアル会場の進捗が確認することができます。どちらがいいプロジェクトができるでしょうか!?(笑)



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PCMの計画立案。地域課題を解決するプロジェクトをどうつくっていったらいいのか、関係者分析から問題分析と広い視点から絞り込みながら、具体的な解決策を導き、そして期間と予算を意識しながらプロジェクトに落とし込んでいきます。


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一日目のあと、リアル会場の人たちは、完全オープンエアな外で情報交換会を行いました。オンライン会場の人たちも、研修後、徳島の事例をみんなで学んだりして、有意義な情報交換ができたようです。リアルな宿はこちら。四万温泉があるので、宿は素敵なところが多いです。



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翌日の朝、リアル会場の人たちは、中之条の地域活動である「道普請」(山の道の整備清掃)を体験しました。地域活動に参加し、参与観察することで地域の状況を把握する。地域プロマネには必須のスキルです。











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同じ朝の時間、オンラインの方々は、epicollect5というスマートフォンの調査ツールをつかって、自分の住んでいる地域の地域活動や魅力ある地域資源を探す探査をしてもらいました。


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結果をお昼の時間で、みなさんでシェアします。横浜に住んでいる大学生の参加者による発表様子。日本地図を見ると、本当にいろいろな地域から参加していることがわかります。


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そして、2日目には、みかん山を再興するプロジェクトをリアル会場とオンライン会場それぞれでつくることができました。今後は、この基礎講座をもとに、中之条町が認定する「地域プロマネ」が誕生していくことになります。


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研修後にみんなで写真撮影。(この瞬間はマスクは外しました)オンラインの方々もハメコミで一緒にいれさせていただきました。

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オンラインとリアル、ハイブリッドにすることで、いろいろな事情で現場に来れない方も参加できるし、できることがたくさんあると思いました。

今後、中之条町では「地域プロジェクトマネージャー」や「地域おこしプラクティショナー」など多彩なプロを発掘、育成していく予定です。

中之条アカデミーという構想もすすんでいます。グローカルな仲間たちでは、全面的に応援していきたいと思いますので、どうぞ楽しみにしていてください。

本当にみなさんお疲れ様でした。中之条町のみなさまにも御礼申し上げます。

(次回は5月22日-23日を予定しています。)

三好崇弘(グローカルな仲間たち)

----------------------- 関連情報 ---------------------------

地域プロジェクトマネージャー制度について

https://www.projectdesign.jp/202104/new-policy-regional-revitalization/009170.php


中之条町ってドコ??(観光協会サイト)

https://nakanojo-kanko.jp/access/


中之条アカデミー構想

https://ccc-academy.blogspot.com/2021/03/blog-post.html

本講座「地域プロジェクトマネージャー養成研修」の募集要項

http://glfp.jp/blog-entry-183.html


コロナ抗原検査キット(唾液で15分。こちらを使う予定です) https://manual.rapidtest.jp/4580372262207/ PCRと抗原検査と抗体検査の違い https://www.medical-bc.co.jp/news/information/pcr-check-etc-diference-covid-19-antibody-testing.php

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00132.html

ZOOM (今回活用するシステム)

https://zoom.us/

Miro (バーチャル・ワークショップはこちらを使います)

https://miro.com/

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